不動産屋さんとその周辺と起業
1.現状
2017年不動産統計集(9月期改訂)(発行:公益財団法人不動産流通推進センター)のデータを見てみると、不動産業者法人数は、315,542(前年増加率1.7%)、全産業に占める比率11.4%、平成9年以降ずっと増加している。
資本金1000万円未満の会社が約65%で、事業所数は減少している。
従業者規模は、1~4人が約85%占めている。全不動産業の従業者数は、1184373人でこれも、減少してきている。
その中で、貸家業、貸間業従事者が約37万人、不動産管理業 約24万人、不動産代理業・仲介業が約21万人です。それで約80%を占めます。
宅地建物取引業の7割は法人で、3割が個人です。
物件別苦情紛争相談件数は、宅地が約23%で、352件、中古土地付き建物、約27%で、416件、中古マンション、32%、492件です。
その中身をもう少し詳しく見たものがあります。
売買にかかる紛争相談件数は全体的に増加しております。
宅地、34.7%、163件、中古土地付き建物、22%、105件、中古マンション、13.2%、62件。
売買の媒介代理にかかる紛争相談は全体的には減少傾向です。
宅地、28.7%、178件、中古土地付き建物、31.4%、195件、中古マンション、22.1%、137件。
~~中略~~
不動産業界の全体の売り上げ高は、39.4兆円で、経常利益は4.3兆円です。
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