行政書士試験について

行政書士試験について

 

  • 行政書士試験は、行政書士法に基づき、総務大臣が定めるところにより、行政書士の業務に関し必要な知識及び能力について、毎年1回以上行うこととされています。

行政書士は、行政書士法第2条各号で定める者とされていますが、行政書士法第2条第1号の「行政書士試験」に合格することが早道です。

行政書士は、行政書士法第1条の2、第1条の3の規定に基づき、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とするものです。

行政書士の具体的な業務としては、官公庁への許認可に関する書類提出や契約書、交通事故調査報告書等、権利義務又は事実証明に関する書類作成業務などを行っています。

 

  • 受験資格は、年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。

 

  • 試験科目と内容等は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)
    憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題します。

    「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)
    政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解

 

  • 試験の方法は、試験は筆記試験によって行います。出題の形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式及び記述式、「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式とします。

 

  • 試験の公告は、毎年7月の第2週に公示します。現在のお住まい、住民票記載住所に関係なく、全国の試験場で受験できます。

 

  • 試験手数料は、7,000円です。
    一旦払い込まれた受験手数料は、地震や台風等により、試験を実施しなかった場合などを除き、返還しません。

 

実際、私が受けた印象は、結構難しいなという印象です。私は、宅建士を取得していましたので、民法は少しは勉強していましたが、結局2年かかりました。初年度は、宅建士の時に、資格学校に行くということが、かなりの効果があることを経験していたので、初年度から資格学校に通いました。仕事も忙しかったので、1日4時間くらい勉強できたらいいほうでした。学校は、週2回のペースでスクーリングがありました。ついていくのがやっとでした。勉強内容は、民法が宅建と比べてより詳しく質問されるという印象です。もう1度民法を1からやり直す感じでした。行政法は、条文をひたすら覚えるという方法をとりました。

そして、宅建と違うところは、宅建の時は、過去問を3回くらい解いてあとは、教科書を

読んで読んでという感じでしたが、行政書士の場合は、過去問3回くらいでは、全然試験に対応できませんでした。

初年度は、過去問5回くらい解きましたが、176点で、4点不足で不合格になりました。

次年度は、過去問を15回くらい解きました。教科書を読んで、過去問を回すという繰り返しを行いました。そして記述も、本試験3か月前には、過去問を3回くらい解いていました。その結果は、198点という結果です。合格者平均は、200点でした。

 

点数が、やってもやっても、なかなか伸びないので悩みました。模試でも、200点くらいとれる時もあるし、170点くらいの時もあるし、安定しないのがこの試験かもしれません。

仕事やりながらですんで、空いている時間はすべて勉強にあて、頭がおかしくなるくらい、教科書を読んでいたのを記憶しています。

私の、頭の限界を感じた試験でもありました。

 

現在、行政書士として仕事をやろうとしています。しかし、まずは行政書士の業務を習得しなくてはなりません。行政書士会は、いろいろな研修を行ってくれますので、それに甘える格好ですが、現在研修を1つ1つ受けて業務の概要を覚えている最中です。

私としましては、自由業的な行政書士の業務のなかで、コンサルタントとといかないまでも、お客様と共に考えて、お客様の考える未来を具体化できるように共に考えサポートしていくことができるように知識の習得や、技術の習得を行ていきたいです。

行政書士試験1回目受験

行政書士試験2回目受験

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