がんについて
がんはとても身近な病気です。日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっています。しかも、年々増えていて、死亡者数は、この半世紀で4倍に増えています。
がんは、いまや誰でもかかるありふれた病気になりました。今後、誰1人として、生涯に肉親や友人をがんで失わない日本人はいなくなると思われます。
私も、家族である、おじいちゃん、おばあちゃん、両親全て、がんで命を落としています。がんの家系があるかのように・・・。
がんは「悪性腫瘍」といわれ、放置すると大きくなって周囲に広がり、猛烈なスピードで転移して、ついには死に至ると考えられています。ですから、1度かかると絶対に治らない「死の病気」という怖いイメージが今でも残っているようです。
しかし現在、がんは約5割の人が「治る病気」になっています。 ただ、治る病気になりましたが、依然としてがんにかかると苦しいし、痛いというマイナスのイメージもかなり残っていて、実際には今もかかりたくない病気のトップにあげられています。