私の禁煙のきっかけと禁煙法について
平成14年の冬1月頃そのきっかけはきました。
私は、当時医療関係の仕事をしており、そして禁煙が大きく叫ばれていた時でした。当時はまだ、男性の5割以上はタバコを吸っていたと思います。
マスコミに踊らされやすい性格と、医療関係とうことがあり、日々、「タバコをやめたほうがいいよな。」と思っておりましたし、その思いが積もっていきました。
今となっては、酒もタバコもある人生もいいのではないのかと考えるようになりましたが、禁煙(15年)・禁酒(10年)はまだ続いています。
きっかけとなったのは、喫煙者の友達と2人で、タバコをやめる賭けをしようとなったのがきっかけです。
「どちらかがやめたら1万円もらえる」という賭けです。
2人ともどちらも「やめられないだろうな。」と感じながら、約束しました。
禁煙の方法は、当時、「ニコレット ガム」が新発売になっていました。
今は、病院で飲み薬もありますが、当時は、貼り薬と、ガムタイプしかありませんでした。
薬局で買えるという手軽さから、私はニコレットガムを使いました。
説明書もさらっと斜め読みし、適当な感じで使用しました。
禁煙もすぱっと、一気に止めるタイプ、徐々に止めるタイプがありますが、私は、結果的に1年かけて徐々にやめたことになると思います。
といっても、本をいろいろ読むと、吸いたいという気持ちは、一生ついてまわるとありますが・・・。
私は、以前は1日、2箱ぐらいは吸っていました、どう考えても一気にやめるのは無理ではないかと弱気になったところはあります。
吸いたくなったら、ニコレットガムを噛み、それでも吸いたくなったら、ガムを噛みながら、「タバコを1本だけと思いながら」吸った時もありました。
そうしていると、徐々に本数は減っていきました。
2ヶ月目で、1日、5~10本程度になりました。ここまでは結構うまくいっていました。
しかし3ヶ月目くらいからダラダラが続き、しかしガムの個数は減ってきまいた。
しかし、3ヶ月がすぎても、1日数本、2本とか3本吸うときもありました。
5ヶ月目くらいから、吸わない日が増えてきました。
そして最終的には、タバコの自動販売機の前で、腕を組みながら、5分ぐらい「吸おうか、吸をまいか」じっと考え、最後にはタバコを買うときもありましたし、買わない時もありました。
傍から見ていると、ちょっと変わったおやじとみられていたでしょう。
しかし、タバコを買うと、罪悪感というか、目的不達成感に苛まれ、2、3分でタバコをすぐゴミ箱にすてるときもありました。
それを繰り返すのが1、2ヶ月続きました。
そして、1年ぐらい経った頃、タバコをやめられそうだな。と実感してきました。
前にも書きましたが、吸いたいという気持ちは一生ついて回ると本にはあります。
もう禁煙してから15年以上が過ぎます。
私は今のところは、吸いたい気持ちは、まったく起きていません。
しかし、専門家の言われていることは重要だと感じます。
ですので、日々、タバコを美味しそうに吸っている人を見ると、自分の気持ちを引き締めています。