花粉症が雨の日悪化について
私は花粉症で、年末から、スギ花粉に悩まされている、そして、花粉症は、雨が降ると、花粉が飛散しないので症状が緩和されるというが、私の場合は、緩和されるとは逆に、悪くなる時さえある。
それは、どうしてかということをインターネットで調べると、低気圧になって、免疫が低下するからという表現をする人もいるようである。
少し調べてみると、マウスにおいて高酸素曝露が、脾臓重量における循環総白血球およびリンパ球の劇的な減少、ならびに感作マウスの流入領域リンパ節におけるDNA合成の劇的な減少をもたらすことを示した。(Surgery. 1980 Jun; 87(6):662-7)という実験が行われていたり、健康人の末梢血細胞における食作用、サイトカイン産生および転写因子活性化に対する短期全身性低酸素の影響をみたり(Mediators Inflamm. 2011; 2011:429501.doi:10.1155 / 2011/429501。Epub 2011 6月2日)、また低酸素は、ヒト末梢単核細胞によるサイトカイン産生および増殖反応に影響を与える(J Cell Physiol.1997年12月; 173(3):335−42)といった実験がされている。高酸素、低酸素が免疫系に影響を与えることがいわれている。
そして、高酸素が免疫抑制を起こすことが実験で示唆されているところである。
ということは、雨の日は、低酸素の条件になり、普通の人でも、普通に雨の日は、低気圧で酸素が薄くなり、酸欠状態になり、眠気や頭痛が起こり、自律神経は乱れ、代謝機能も低下することが知られている。
その上花粉症の人は、免疫系が亢進するという方があてはまっているとうことでしょう。過剰に免疫系が亢進して過剰反応して、ヒスタミンなどが過剰に分泌されて鼻や目の症状がひどくなるということが考えられそうである。