電力生産性について

電力効率を高める機器・材料やサービスをの日本の産業が作り出せば、さらに蓄電池や新しい発電技術の産業化を日本が率先して行なえば、そのための機器・材料・システムや知恵が日本企業の海外での市場獲得に貢献する可能性もあるといわれている。

産業構造の背後にあるのは、電力生産性といわれている。発展途上国も、ある時点でこの問題をかかえることになる。

ドイツは日本より、３０％ほど電力生産性が高く、日本が産業構造をさらに機械産業寄りにシフトできるなら、また円高を是正できるなら、まだまだ電力生産性を高めることは可能であることをしさしている。アメリカは、日本より３０％電力生産性が低い、これは、人口か密集している国のエネルギー効率は、一般に高いから国土の問題ということのようです。しかし、韓国は、日本より半分ほど低いといわれている。（日本企業は何で食っていくのか（日経プレミアシリーズ　伊丹敬之著））

電力供給量が、当然経済に大きく影響をあたえる。発展途上国では、高く相関するが、しかし、成熟国では、稀薄になってるということも言われている。日本も、震災時も電力問題があったが、節電で切り抜けられており、経済でも、大きな需要があるのに電力供給が追い付かなかったというわけではないようです。

各国でも、将来電気自動車が義務化される法律ができるなど、電気の重要性が増しています。電力生産性のこの分野は大きなビジネスチャンスとなっているようです。