体の中で毎日5000個ぐらいのがん細胞が発生しているについて

人の体では、60兆個の細胞のうち、毎日数百億個の遺伝子がコピーされていますので、その内のわずかのコピーミスでも、がん細胞がスタートすることになります。本人にはまるでわからないのに、体の中で毎日5000個ぐらいのがん細胞が発生し、消えていると考えられています。その意味では、誰でもがん細胞を持っているということです。

そして、1日約5000個も発生するがん細胞のうち、猛烈なサバイバル戦に生き残った、たった1個のがん細胞が「不死化」して、分裂を繰り返し、増殖していきます。がんには、古い細胞が死んでも新しい細胞と入れ替わる、正常な細胞の仕組みがありません。

自分と同じ不死細胞を次々にコピーしながら、異常に増殖していきます。 やがてがん細胞に100万個に増えて、やっと1ミリの大きさに成長します。この大きさは、どんな検査でも発見できません。がん細胞が10億個で1センチの大きさになると、やっと検査で発見できるようになります。

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