花見の季節ついて
花見の季節ついて
さくらは、バラ科サクラ属 のなかで,美しい花を咲かせる十数種の総称。昔から日本の国花として愛好され,古くはヤマザクラ (山桜) 系統のものが主であったが,今日ではソメイヨシノ (染井吉野) が圧倒的に普及しているということのようです。
花見は、花より団子という言葉の通り、お酒を飲むイメージがついてくる。
お酒の好きな人は、花見を理由に、1杯ひっかけるのだろう。
私は、この、もう15年ほどになりますが、花見をしていない、なんとももったいないことをしているのだろうか、と考えます。この10年間も、大阪の造幣局の近くに住みながら、桜の通り抜けは経験していない。
人間が大きくなるには、なんにでも興味をもち、なんでもできるようならなくてはいけない、ということもよく聞きますが、その興味はわくが、行動までおこすほどにはならなかったということです。
私の悪いところです。
私は、アルバイトをいろいろやったときがあり、その中で、道路交通員いわゆるガードマンをしたとき、先輩同僚と一緒に、施設の警備をするにあたり、桜のシーズンでその施設敷地の中に桜の花見をやっている人々がいました。そこを通りを抜けて、現場に行くのですが、私は、その花見をしている人々をみて、先輩に「私はいつになったら花見をできるのか?」と、話しかけると、先輩に「お前は一生できない!一生できない!」と2回きっぱり言われた。その時は、ずっしりきました。その時のことをまだ覚えています。私も、人生いろいろあり、ガードマンをすることになりました。そんな中での出来事でした。
そうか、私みたいな身分の者は、花見もできないのか、と真剣に考え込みました。花見をする時間があったら働けということか、と考えてしまうほどでした。
みんなが、楽しむことを、自分は我慢していかなければならない状況にあるのを実感しました。
現実に、それから、10年ほどがたったでしょうか、その通り、花見はできませんでした。
1人でやる花見もみじめでと考えて控えていましたし、また、誰かと花見と考えても、その仲間かがいないのです。ここ数年は違いますが、その10年ほど、ずっと1人ぼっちだったなと後から思えば感じます。
今年は、花見ができるのかな。