経済成長はなぜ起こるかについて
経済学の先生でも、経済成長がなぜ起きるのかは、じつはよくわかりません、といっています。経済学者が長年にわたって研究していても、よくわかっていない部分があということです。
では、経済成長すること、豊かになるのには、どうゆう方法があるのでしょうか。簡単に分けると、2つの方法しかありません、と経済学の先生はいっています。①自分で何かするか、②他人のものを奪うかの2つです。どちらが主流になるかは、そのときの制度次第のようです。制度によっては、他人のものを奪うほうが効率的ということがありえてしまう。残念なことに、ハイチなどの発展していない地域などで起きているのは、こういうことです。社会が完全に崩壊していて、子供が連れ去られて国外へ売られることもある。そういうところでは、日常的に略奪があります。
結局、「自分で何かする」道を選ぶ人が多数派になることが、繁栄への道だといえるでしょう。なぜかというと、みんなで略奪し合っていると、全体のパイが増えないからです。他人のパイを奪うばかりで誰も物を作らない、せっかくつくっても奪われるばかりでなにも得られないと、やはりうまくいきません。(もうダマされないための経済学講義 若田部 昌澄)
自分で何かをすることを選択する、これは、簡単なようで難しい、現在は、経済の流れが速いと言われている、起業して、3年あれば、何100億円稼ぐ企業がいくつも出現しているという。しかし、その手法は、うまくいった手法をまねるといった方法も多いとききます。先程もいっている制度の問題もある。また、イノベーションもまねることから、起きてくるという人もいる。
その、まねることも、実際経験していないことを、まねするということなので、仮想の部分がいくつか出てくるだろう。その仮想の部分をどう処理していくかが問題になる。失敗を繰り返していくことでうまくいった方法をうまくとらえて継続し、成功確率を上げていくということだろう。
何かをするには、目的に対する粘り強さと、熱意が必要になってきます。経営者の一番のリスクは、気持ちの部分が大きいように感じます。やめると思えば、やまるし、やると思えばやれる、単純なことです。
また、社会の制度の問題もあるといっています。それも、アメリカではできる企業モデルが、日本の法律のせいで日本では進展しない場合もあると聞く時があります。変化に対応できる制度が望ましいということでしょう。
なかなか、難しいですが、自分で何かをする道を選びたいです。