IQ、遺伝的要因7割について
双生児研究の調査によると、実際には意外な結果が示されている。たとえば、代表的な学習障害である読字障害の遺伝率は、研究によってばらつきがあるものの、わずか2~5割強にとどまり、5割から8割は環境要因によるという結果が出ている。環境要因には、母親のお腹の中にいるときから現在までの、すべての環境が含まれる。たとえば、学習障害の重要な原因の1つは、妊娠中の飲酒である。また、妊娠中の喫煙や受動喫煙も学習障害のリスクを1.6倍に増やし、両方が重なるときには2.6倍になるという報告もある。子供を守られない環境が、学習障害を生むことになる。ちなみに、IQにおける遺伝的要因の寄与は7割弱である。生まれついてのものというよりも、環境によって少なくとも3割は左右されるのである。(発達障害と呼ばないで 岡田 尊司著より)といわれている。
妊娠中の、飲酒、喫煙は、控えた方がいいいのがわかります。
また、IQは7割も遺伝するということですんで、何となく、世襲が多い気がしているがうなずけます。環境要因が、3割です。
しかし、いくらIQが高くても、勉強しなくては宝の持ち腐れです、やはり、努力が必要だということでしょう。
一般人としては、環境要因が、5割くらいあれば、もっとやる気がでるように感じます。