恩赦について
恩赦について。
なぜ恩赦は必要なのですか?という問いに法務省の返事は(http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo10.html#0)、
A:恩赦にはいくつかの役割がありますが,その中で最も重要なものとして,「罪を犯した人たちの改善更生の状況などを見て,刑事政策的に裁判の内容や効力を変更する」というものがあります。具体的に説明しますと,裁判で有罪の言渡しを受けた人たちが,その後深く自らの過ちを悔い,行状を改め,再犯のおそれがなくなったと認められる状態になった場合などには,被害者や社会の感情も十分に考慮した上で,残りの刑の執行を免除したり,有罪裁判に伴って制限された資格を回復させたりということが行われます。
このように恩赦は,有罪の言渡しを受けた人々にとって更生の励みとなるもので,再犯抑止の効果も期待でき,犯罪のない安全な社会を維持するために重要な役割を果たしているといえます。という回答です。
日本では、恩赦は抑制的に行われる傾向にあるようです。恩赦制度は世界各国で広く採用されているが、米国などでは近年はむしろ、活発的に実施されるようになっているという。(https://toyokeizai.net/articles/-/274536?page=2 東洋経済 新元号「令和」下で実施の「恩赦」はどうなるか より)、今回の新元号での、恩赦は、報道ではあると、言われているが、まだはっきりしていない。
5月7日現在では、検察庁でも、まだ恩赦のことは国からおりてきておらず、はっきりしておらず、受付窓口もきまっていなということです。
今回も現実になれば、1993年の皇太子ご成婚以来、26年ぶり、ということです。だけど、その間の期間には実施されないということを考えると不公平感があるが、刑罰を受ける人にとっては、すがる思いになるでしょう。