体温計
電子体温計
原理は、電子体温計の先端に装着された、半導体素子(サーミスター)の電気抵抗変化により体温を測定している。
測定には、実測式と予測式の2種類の方法がある。
実測式とは、体温計の感温部の温度が体温と一致するまで測定する方法。
測定時間は、3分、5分、10分などがある。
予測式とは、測定開始直後の温度の上昇速度から、最終的な平衡温度を予想して体温を測定する方法
測定温度は、15秒、30秒などがある。
体温計に許される誤差は、0.2℃以下と定めれている。
婦人体温計は、基礎体温を測定することを目的とし、小数点以下、2桁まで、測定できる精密な体温計である。
サーミスタとは、温度が変わると電気の流れにくさ(抵抗)が変化する電子部品です。
温度が高くなると電気が流れやすくなり、温度が低くなると電気が流れにくくなります。
したがって、サーミスタの電気の流れをみることで温度を知ることができます。
非接触温度計
非接触温度計とは、真夏に野外に出た場合に、肌に熱さを感じます、それは、太陽光のうちの赤外線エネルギーを感知しているからです。同様に、人間、機械など、すべてものの表面から、その温度に比例した赤外線を放射しています。その赤外線エネルギーを測定して温度に換算しています。
サーモグラフィーも原理は同じです。
温度計からは、何も放射していません。赤いレーザーが、光りますが、これは、位置を決めるポインターで、測定値には関係しません。
非接触型のおでこ体温計と、脇に挟んで測る接触型の体温計と、耳の中に入れて計測する非接触型の体温計では、全く同じ数値が出るわけではなく、多少の温度差が出てしまう。これはフジサンケイグループの調査研究機関・株式会社エフシージー総合研究所によって証明されている。(みんなのライフハック https://dime.jp/genre/722181/ )