アルコール依存と遺伝と環境について

これまで多くの研究データが、物質依存が家族内で遺伝することを示してきています。 
メリンカガス(Merinkagas)らは、アルコール使用障害と診断される確率が2倍になることを明らかにした。 
そして、ニュルンベルガー(Nurnberger)らも、アルコール依存患者の親類の方が、アルコール依存の発症リスクが2倍になることを報告している。 
 
数多くの研究成果がアルコール依存には明らかに遺伝的な要因が関与しているという事実を示唆しているが、だからといって他の要因は重要でないというわけではない。 
実際、アルコール症の親を持つ子供たちの大多数は、成人後アルコール症になっていないこともわかったいる。 

私自身、父方のお爺さんが、お酒の飲みすぎで、すい臓をこわしており、医師から禁酒といわれていながらも、お酒を部屋に隠して飲んでいた。小さいときに誰にも言うなよといって、私の前で、隠していたお酒をだして飲んでいたのを記憶している。 

父親も、お酒はことあるごとに飲んでいた、他の方からお酒を勧められて断ったことはなかったと、父親の友達から聞いたくらいでした。 

お爺さんは、アルコール依存傾向でしたが、しかし、父親は依存傾向でもありませんでした。私も、お酒をやめて10年以上過ぎています。 

だとしたら、環境要因も大きく影響するものかもしれない。  

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