生命保険保障額の計算について
最初にやらなければならないのは、現状の生活を把握することです。
そうしておかないと、将来起こるかもしれないことへの具体的な備えができないからです。
それにはまず、家計を生活費、教育費、住居費の3つに分類して考えるとわかりやすいです。
細かい数字よりも概算で把握するようにしたほうが理解しやすいです。
あくまで生命保険保障額を計算するためのものですから、家計の実状が大ざっぱに理解できればそれで十分です。
そこで、まず生活費です。
次の項目ごとに金額を出していきます。
明細がわからなければ、毎月の生活費から教育費と住居費を除いた額を出すといたっ感じです。
①食事
②被服費
③水道・光熱費
④交通・通信費
⑤教養・娯楽費
⑥生命保険・損害保険料
⑦その他
万一の場合は1人減るわけですから、そこからの生活費はすべての項目において少なくなります。
とくに生命保険料は大幅に減ります。
次に教育費を計算します。
すべての子供にこれからかかる教育費を割り出します。
概算ですが、まだ小学校に入っていない子供なら、高校を卒業するまで600~900万円、大学に進学すると約1500万円前後かかります。
都会に住んでいて、中高を私立に進学させ、その上塾に通わせるなどの場合は、2000万円近くかかります。
最後に住居費です。
持ち家の人は住宅ローンのボーナス払いを含めた年間の支払い額を書き出します。
賃貸の場合は、現在の家賃から計算します。
ざっくりこのような手順で概算を合計して保険保障額を計算していきます。