プラットフォームの出遅れとIoTについて
オンライン・プラットフォームを有する企業の規模をみると、2018年3月末時点の時価総額を比較すると、アメリカでは、主要4社の合計で、約287兆円で、圧倒的で、中国では、2社合計で、約96兆円です。日本国内主要企業の株価時価総額は4兆円ほどになっています。
また、BtoCのEコマースの市場規模をみると、2017年、中国は、約125兆円と世界で最も大きくなっている、続いてのアメリカは約50兆円である。日本は、約16.5兆円ということです。日本は、まだ、インターネット販売の利用率は、OECD平均より低く53.7%で、まだまだ伸びしろがあるといわれている。
2013年でシェアリングエコノミーが世界で約1兆5千億に留まっているが、今後10年で大幅な拡大が見込まれている。貸し出しや、クラウドファンディング、オンライン派遣や、クラウドソーシング、民泊、カーシェアリングなどがいろいろなサービスが期待されている。まだまだ、認知度がアメリカ、ドイツに比べて低いようである。
総務省平成28年度情報通信白書では、日本のIoT導入は遅れているといっています。導入状況は、アメリカは40%を超えているのに、日本は20%程度、ドイツも20%です。今後の意向を含めると、アメリカ、ドイツは70~80%になる一方で、日本は40%程度となっている。これは、データを取り扱う人材の不足ということが原因のようです。(平成30年度年次経済財政報告より)
これからの投資先は、ロボット、AI、IoTだという人がいますが、ロボットは、お国柄導入が進んでいるようですが、AI、IoTはまだまだ世界から遅れをとってる状況のようだ。