自閉症スペクトラムについて

「自閉症スペクトラム」とは、一部の人たちに共通して見られる心理的・行動的な特性です。その特性をごく簡単に要約すると、「臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたいという本能的思考が強いこと」となります。この先生は、現在の平均的な精神科医に比べると、「自閉症スペクトラム」をかなり広い範囲まで含めて捉えているかもしれません。そのような見方をするようになったのは、発達障害の子供達1人ひとりを地域で長期的にわたって継続的に診てきた結果だといっています。そのように広く捉えた場合、「自閉症スペクトラム」は人口の10%は存在すると考えられます。いま、それを裏付けるデータが徐々に出始めているということです。(自閉症スペクトラム 本田秀夫著より)

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